スーパーウォール | スーパーボックス工業会

スーパーウォール

スーパーウォール_採用
近年の擁壁工事は、従来の現場打ち擁壁の諸問題

1.養生期間が必要であり、工期が長いこと。
2.型枠・配筋作業が繁雑であること。
3.高所作業を伴うことから危険性が高いこと。
4.労働力不足、特に型枠工・鉄筋工の不足が著しいこと

等々を解消する為、プレキャスト擁壁の採用が進んできております。

しかし、工場から施工現場までの運搬途中で、車輌の高さ・幅等に制限があり、擁壁の高さは5m程度までが限度でした。

一方、現場においては建設機械の使用を前提とした合理化・機械化が進み又コンクリート二次製品工場においても大型の走行クレーン等により、製品の大型化には十分対応できるようになっており、現場における省人化・施工期間の短縮及び高所作業の軽減による安全性向上等の理由から製品の大型化が要求されてきております。

スーパーウォール工法は、たて壁と底版の一部を控壁を介して一体の製品として工場製作を行い現場へ運搬し、計算上必要な底版の残りの部分を配筋・コンクリート打設を行い、一体化することにより、従来にない高さ8mまでのプレキャストブロック化を可能にするために開発したものであります。

従来のプレキャスト擁壁では対応できない壁高・土質・地形に対しても安全な構造になっており、様々な現場条件にフレキシブルに対応できます。又スーパーウォール工法は、建設大臣認定機関の財団法人国土開発技術研究センターにおいて、厳しい審査の末、「一般土木工法・技術審査証明」を取得しており構造性能が公的機関に認められた工法です。

今後、工期短縮・省人化・経済性等の課題の多い工事が増加する中で、本工法が必ずお役にたてるケースが数多くあることと存じます。工法ご検討の際、是非ご考慮賜ります様お願いします。

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